球形圧子はタングステンカーバイド製で、直径0.5 mmと1 mmの2種類があります。ビッカース圧子はダイヤモンドチップで、正四角錐形状です。
FRONTICS(フロンティクス)の装置は、強度・破壊靭性測定に直径250μmの球形圧子を使用し、硬さ・残留応力測定にはビッカース圧子を使用します。
圧入モジュールの移動速度は0.05~30mm/minで、試験速度は0.3mm/minです。圧子軸の最大移動距離は40 mmです。
球形圧子は精密加工されていますが、半径がわずかに異なる場合があります。各圧子の正確な半径を測定し番号を付与して、プログラムで正確な半径を適用して分析します。
Bluetoothモジュールを搭載した場合、通信ケーブルなしで利用可能です。屋外の見通しの良い場所では最大1 km、屋内では最大30 mの距離で利用可能です。
FRONTICS(フロンティクス)では1年ごとの再校正を推奨しており、当社で承っております。